日中国際ワークショップ
  「中国の湿地」

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2007年11月27日に、JICA地球ひろばで日中国際ワークショップを開催しました。ウェットランドインターナショナル中国代表の陳克林さんに「中国の湿地」について話していただきました。


中国では、湿地が急速に消えており、その原因と現状について詳しく説明がありました。中でもきれいな水へのアクセスに関する問題が中国にとって今一番の問題であると述べました。中国できれいな水がなくなっている原因としては、乾燥化、砂嵐、水質汚染の3つが挙げられ、中国北部では22%しか水がないという状況に陥っているのだそうです。そして水がある場所でも汚染されているため使うことができず、中国全土できれいな水が不足しているのです。

日本にも被害のある黄砂に関しては、年々被害が増えており、1年のうち2ヶ月間も砂嵐に襲われる状況になっているそうです。このまま被害が拡大すれば、日本もただではすみません。しかし裏をかえしてみると、この黄砂が起こる原因である湿地の喪失の責任は日本にもあるのです。なぜなら日本の食料の多くは中国からの輸入です。また、多くの工場が中国にあります。日本人の食料のために湿地を耕し、工場から大量の汚水と二酸化炭素を吐き出しています。
最後に、コーディネーターの大塚さん(アジア経済研究所)は、中国での経験は、日本と同じものや異なったものなど様々だろうけれど、日本と中国で知識を共有しあい、協力して湿地を守っていきたいとまとめました。
(写真「発表する陳さん」:神辺撮影)
(写真「砂嵐の様子」:陳さん提供)