平成20年2月3日に、ラムサール条約登録湿地であるサロベツ原野の稚咲内(わかさかない)海岸で、「世界湿地の日2008年」を祝いました。子供からお年寄りまで幅広い人々が稚咲内に集まり、快晴のなか、日本唯一の砂丘林をスノーシューで歩きました。その後、稚咲内海岸で採った日本一美味しいホッキ貝が入ったカレーと周辺で搾った牛乳を味わいました。最後に、皆でサロベツ原野へのメッセージがついた凧をつくり、サロベツの広い空に揚げました。

なぜ「世界湿地の日」を稚咲内で?

2008年の世界湿地の日のテーマが「健全な湿地、健全な生活」だったことから、「世界湿地の日」のイベントが豊富町稚咲内で開催されました。稚咲内は、きれいな海水で育ったホッキ貝や広大の湿原を放牧する牛の高質の牛乳がとれるところである上、長年地元の方々に癒しを与えてきた砂丘林の湿地であるため、人々の健康維持のための食料、きれいなお水、癒される大自然が全て揃っている最適なところでした。

『サロベツの稚咲内を楽しもう!』世界湿地の日2008年

「サロベツ原野=湿原」と思いがちですが、実際にサロベツ原野では、砂丘林をはじめ、様々な生態系を見ることができます。サロベツ原野の豊かな自然環境や地元住民による湿地の保全に結びつく森林づくり活動をより広く知っていただくことが稚咲内でイベントを開いたもう一つの理由でした。砂丘林は湿気が多い時期に入ることができないため、冬だからこそ湿地に身近に親しめることができた、珍しい銀世界での「世界湿地の日」を迎えました。



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Shucking clams
(Photo: Mina)
Weaving through the trees on snowshoe

日 時:平成20年2月3日(日)10:00~15:00
主 催:サロベツを楽しむ会
共 催:環境省北海道地方環境事務所(稚内自然保護管理事務所)
参加者:37名

開催概要
10:00 事前説明
ラムサール条約、同条約登録湿地サロベツ原野、「世界湿地の日」、砂丘林の形成等についての説明がありました。その後、利尻礼文サロベツ国立公園のレンジャーがスノーシューの使い方を教えました。
10:30 3班に分かれ、砂丘林へ出発!地元のガイド、レンジャーの案内で砂丘林を上がり下りしながら、雪国特有の自然を体験しました。
12:00 昼食ホッキ貝カレー、稚咲内の牛乳が大好評でした!
12:45 ふりかえり
砂丘林及びサロベツ原野の魅力について話し合いました。冬だからこそ見られる景色、触れられる大自然、それらの面白さや楽しみ方を皆でふりかえりました。
13:00 サロベツ原野の風と空を楽しむための凧づくりと凧揚げ
地元の方に伝統的な凧の作り方を習いました。出来上がった凧に参加者は、サロベツ原野へのメッセージを書き、稚咲内小学校の校庭で揚げました。
15:00 解散