湿地の文化と技術に関する
調査とシンポジウムの開催
| アジア湿地シンポジウムへの参加とベトナム現地調査報告 |
6月22日〜6月27日まで、アジア湿地シンポジウム2008がベトナムで開催されることを受けて、アジア湿地シンポジウムに参加するとともに、ベトナムの現地調査を行いました。
辻井会長と吉開が「湿地の文化的価値」に関する発表を行い、文化的価値についての概要と、日本全国の事例の発表を行いました。
バイ・トゥ・ロン国立公園は、ハロン湾の近くにある国立公園ですが、観光客の人数を制限していることもあり、手付かずの自然が見られます。また、同じく地球環境基金の助成を受けてベトナム国立公園協会が地元住民をベースにしたツーリズムを推奨しているところでもあります。
国立公園内には、多くのレンジャーが監視塔の中で寝泊りし、監視をしています。しかしベトナムは発展途上国であり、まだまだ苦しい生活をしている人がたくさんいます。そのため密漁などをする人が後を立たないそうです。
ベトナムの自然を守るためには、自然だけではなく、人の生活の向上も必要不可欠です。
そこに上手く文化や知恵を取り入れ、自然と上手く共生できるようにしていけたらと思います。
発表をする辻井会長
ベトナムの現地調査では、ハロン湾とバイ・トゥ・ロン国立公園を訪れました。
ハロン湾は世界遺産に登録された後、観光客数が急増し、有名な観光名所になっています。
ハロン湾には洞窟もあり、中が見学できるように整備されているのですが、だいぶ乾燥化が始まり、無計画な歩道設置のため、だいぶ環境が悪化しており、少し残念な気がしました。
世界遺産で有名になった反面、この先を考えた持続可能な観光をするためにはどうしたらよいのか考える必要があると感じました。
密漁の確認をするレンジャー(右)
写真:神辺晴美
ハロン湾の観光船