海藻海草ガイドブック作成事業
海の植物というと何を思い浮かべるでしょうか。
海藻や海草というと何を思い浮かべるでしょうか。
海藻というと、日本人の食生活には欠かせないノリ(海苔)やワカメ、コンブ、そして寒天の材料となっているテングサ(マクサ)。
海草というと、ジュゴンなどの海獣類のエサとして知られるアマモの仲間や、ウミヒルモの仲間といったところでしょうか。 |
しかし実際には、海の植物である海藻や海草は、もっともっと多様で、想像する以上に多くの種類が存在しています。目立たないながらも、数多くの植物たちが沿岸生態系の基礎的な生産を支えている、いわば縁の下の力持ちです。そして、日本の沿岸は、これらの海の植物の多様性が非常に高いことで知られている海域なのです。彼らをもっと理解し、そしてあたたかく見守ることで、海の生き物たちの生態系と私たち人間との関係を良好に保つことができるに違いありません。
そこで、海の植物の多様性を紹介することで、少しでも多くの人の“あたたかい眼差し”を海の植物に向けていただければと考え、伊豆半島にて、地元のダイバー・漁業者の皆様と協働しながら、海藻海草ガイドブックを作成する事業を2005年度より展開し、2006年に終了しました。
海藻:ホソメコンブ(褐藻) 海草:スガモ(被子植物)
アヤニシキ(紅藻)
フサイワヅタ(緑藻)
(写真提供:多留 聖典)