世界最南限のイワナ個体群“キリクチ”の生息環境改善に関する調査研究
(2006年度 三井物産環境基金 助成事業)
希少イワナ個体群キリクチが生息する渓流河川の自然再生
(2007年度 三井物産環境基金 助成事業)
紀伊半島の渓流河川には、キリクチという世界最南限のイワナ個体群が生息しています。キリクチは、現在、絶滅が危ぶまれ、環境省レッドデータのLP(絶滅のおそれのある個体群)、奈良県の天然記念物に指定されており、生息地の一部は環境省「日本の重要湿地500選」にも登録されています。
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主な減少要因としては、生息環境の悪化や外来種の影響が挙げられますが、近年は、渓流内への著しい土砂の流入によって瀬や淵が埋没したことによる生息環境の悪化が大きいと考えられています。
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そこで、キリクチの生息環境を改善するために、間伐材を用いて淵を造成して、キリクチが餌場や繁殖に利用するかどうかを調べています。
造成した淵
(写真:佐藤)
土砂の流入
間伐材の利用
(写真:佐藤)
本事業は2006年度および2007年度三井物産環境基金の助成を受けて行われています。